「tokyo planet」

ー 終電のベルに背中を押され飛び乗った環状線。
傷ついた心を乗せた電車は深夜の大都会をさまよい続ける。ー

「どうせ私なんか・・」ひとりぼっちで宇宙に放り出されたかの
ような孤独を覚える夜でさえ、誰もが皆そのたった一度の瞬間を
生きているまぎれもない主人公なんだよ、という気持ちを込めて
このストーリーを書きました。

デビュー前、そしてメジャー1st album「ナミダの成分」と私の
原点である曲たちをすべてプロデュースしてくれた皆川真人さん
(みなちん)の素晴らしいアレンジメントが、グッときます。



「耕して育てよう」

期待ゆえの不満や、愛するがゆえの不安に、負けそうになる自分。
前作のタイトル曲「LiFEWORK 」で歌ったことのその先の物語。
今回のALBUMの根っこにあるテーマと言ってもいいかもしれません。

農家の方達が、日々コツコツと田畑を耕し、土や作物や自然を愛でるように。
日常を、その日常を共に生きる人たちとの時間を、そして弱く拙い自分自身を
コツコツと耕し、愛でるように暮らしていきたいです。

今回アレンジをお願いしたhuenicaは、まさにそんな「暮らし」を
体現しているお二人。
どこか懐かしくもあり、新しい。そんなサウンドを創りあげてくれました。



「Rollin' !! Mornin'!!」

「朝の通勤の時に聴ける曲があったらいいな!」そんなテーマで作り上げた1曲。

ヤバイヤバイと言いつつも、なんだかんだどっかで楽観的な余裕を持てるように
なるのがオトナの醍醐味。そんな三十路のリアルを詰め込みながら(笑)
ゆるくアガれるhuenicaサウンドで肩の力を抜いて!今日もぼちぼち踏ん張り
ましょう☀︎



「つぼみのワルツ」

埼玉のFM局「NACK5」で深夜ラジオを担当していた時にゲストで来て
下さったのがご縁で、結女さんがこの楽曲をプレゼントしてくれました。
早速歌詞をつけて、ここ数年、折々のLIVEで披露していたのですが、
やっと作品として収録する事が出来ました。

歌詞のテーマは「雪の下であたたかな春を待つ蕾が見る夢」。なんと今回は
この歌詞を結女さんが英訳して下さり、英語詞にも初挑戦しています。
結女さんのご紹介で今回初めてタッグを組んだ白井アキトさんのアレンジは
コードワークがとても美しく、繰り返し聴きたくなる小品に仕上がりました。



「テマヒマ〜うたた猫のテーマ〜」

猫のコンピレーションALBUM「猫と音楽の休日」に収録され、LIVEでは
もうすっかりお馴染みの曲。
この曲を書いた時にはまだ子猫だった我が猫ぐるりも、今や5歳の堂々たる
成猫に成長しましたが、やっぱりどこかヌケてて面白い人柄(猫柄?)は
相変わらずで、そんな彼に救われることが沢山あります。

アレンジメントを担当してくれたのは、“猫友アーティスト”山田稔明さん。
沢山の楽器を多重録音していくスタイルは、今回のアルバムの方向性を決める
上で大きなヒントになりました。

「contrast〜幸せの定義〜」

目の回るような忙しさを乗りこなす、ピリッと集中した日々も悪くない。
でもぜんぶをエーイ!と放り投げ、怠惰に身を任せて過ごす時間もきっと必要。

他を見て羨んでしまえば、それはきっとキリがないから。自問自答しながらも
なんだかんだ「今が一番楽しい!」と思える生き方を繋げていけたらいいなと
思います。

私のピアノ弾き語りをベースに、シイナさんがマリンバを始めとした数々の楽器を
多重録音してくれて、心地よく漂える1曲になりました。



「hana-uta」

私は子どもの頃、とにかくヤンチャで勢いだけで生きてるような女の子だったので、
当時の記憶がほとんどありません。(笑)

でも、憶えていなくても、父や母が幼い頃の私に注いでくれた愛情の気配や、
触れてくれた温かな手の心地や、そういうものが確かにわたしを作っていて。
大人になった今でも、そんな“無意識の記憶”に「生きる強さ」を貰う場面が沢山
あるような気がします。

どうか幸せに。どうか健康に。
祈りにも近い気持ちで確かにいつもそこにあった「愛」を、次はわたしが注ぐ番
なのだと思いながらこの曲を書きました。